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アーキテクトを探せ!Vol.3 ゲスト:宮崎晃吉

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第3回目のゲストは、宮崎晃吉さん
東京・谷中の築58年の木造アパート「萩荘」を舞台に
スペースの可能性を拡張する実践を紹介

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アーキテクトはもともと建築家という領域で使われていました。しかし、従来の「建築」の意味が拡張され続けている現在、ただ単に「空間=ハコを設計する」にとどまらない活動が一般化してきました。さらに、Webやシステムを空間にみたて情報アーキテクトという呼称も一般的になっています。

本イベントは、それらアーキテクトの拡張した領域をゲストと共に刺激的なトークセッションを通して浮き彫りにし「これからのアーキテクト像」を描いてみようという試みです。

発起人は、木造アパートの改修アイディアやデザインを「モクチンレシピ」としてまとめウェブで公開することで建築や都市デザインを実践するモクチン企画の連勇太朗とパーソナル・ファブリケーションの普及とそれを取り巻くクリエイティブの可能性を模索する、FabCafeの岩岡孝太郎の二人。毎回、ゲストを招き、事例を中心にその思想や活動の本質を探ります。

第3回目のゲストは、宮崎晃吉さん

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1982年群馬県生まれ。一級建築士。
2008年東京藝術大学大学院美術研究科建築設計 六角研究室を修了後、2008年〜2011年㈱磯崎新アトリエに勤務。
現在は、東京藝術大学建築科非常勤講師の一方、HAGISTUDIO主宰、HAGISO代表を務め、
東京、谷中の木造アパートを改修した施設HAGISOを拠点に、建築、会場構成、プロダクトのデザインを手がけています。
http://studio.hagiso.jp/ 

宮崎さんは「HAGISO」を運営。東京・谷中の築58年の木造アパート「萩荘」を、ギャラリー/カフェ/ワークショップスペース/ヘアサロン/アトリエ/デザイン事務所などを擁するオルタナティブスペースに改修した施設で、自身が設計し運営も行なっています。

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http://arch.geidai.ac.jp/Works-HAGISO

 

▶イベント概要

日 時:2015年6月4日(木) 19:30-21:00
場 所:FabCafe(渋谷・道玄坂)
参加費:1,500円(ワンドリンク付き)
ゲスト:宮崎晃吉(建築家/HAGISO代表)
ホスト:連勇太朗+岩岡孝太郎

参加方法:
以下のfabcafeのイベントページより参加表明
https://www.facebook.com/events/662348617231799/

facebookアカウントをお持ちで無い方は、
layout@loftwork.comまで参加の旨をメールください。

主 催:LAYOUT
協 力:FabCafe,モクチン企画

▶プロフィール

連 勇太朗 Yutaro Muraji
モクチン企画代表理事。1987年生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科後期博士課程在籍。2009年より「木賃アパート再生ワークショップ(現:モクチン企画)」の代表を務める。2006年より慶應大学小林博人研究会に所属 。「Archi-Commons」という建築デザインを「資源化」し、コミュニティに提供するという設計方法論を考案し、研究と活動を行なっている。

岩岡 孝太郎 Kotatro Iwaoka
FabCafe LLP Fab Director。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする”FabCafe”構想を持ってロフトワークに入社。FabCafeではディレクターとしてクリエイティブなアイデアを形にするサービスや企画を担当している。その他に、東京芸術大学芸術情報センターにて非常勤講師を担当。http://fabcafe.com