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WILLから始まる、行動のススメ

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みなさんこんにちは、100BANCHの庭野です!
突然ですが私はイラストレーターとしても活動をしています。
Layoutの業務内でもプレゼン資料やMTGのまとめとしてイラストを描いたり、
個人として仕事をいただき冊子のカットイラストであったり、アイドルのグッズイラストなども担当しました。
そんな私が先日開催した初の個展の準備から終了までに感じたことをまとめました。

 

アクションを起こせばなにかが起こる

コロナウィルスの影響で外出自粛のころ、仕事もリモートワークになったので家で過ごす時間が多くなりました。
移動時間や残業時間が減り、漠然といまの生活が自分にとってベストなのかを考えていたとき、
昔からの夢であるイラストレーターとして活動することをメインにしたいと強く思うようになりました。
そのためにはまずはファンを増やさなければと考え、毎日2時間イラストを描くという目標を設定し、Instagramでの発信を強化していきました。

約1ヶ月間でフォロワー1000人を突破した頃、InstagramのDMからCLOUDS ART+COFFEE というギャラリーから個展のお誘いがありました。
開催日は本業である100BANCHの一大イベント「ナナナナ祭2020」の終了後すぐということで悩みましたが、”いつか”やってみたかった個展が出来ることが嬉しかったのと、チャレンジする期間を設けることができると考え、実施を決意しました。

 

期限が決まったらタスクを書き出し、スケジュールを立てる

個展が決まってから開催日まで約2ヶ月間。準備としてタスクをあげると以下のようなことが必要になると分かりました。

・メインビジュアルの作成(開催一ヶ月前まで)
・グッズの案出し/作成/入稿/梱包
・作品の制作/入稿/梱包
・梱包材の購入
・キャプションの作成
・作品/商品のリスト作成(開催一週間前まで)
・告知

※今回私はDM/チラシは作りませんでしたが一般的には制作している方が多いです。

仕事でもそうですが、タスクを洗い出すと一気に「出来そう!」感が得られます(笑)
頭の中で考えていると途方もなさそうなことも、書き出してみると案外そうでもないことが多いのでオススメです。

会期が近づくとともに、本業も山場を迎えました。平日は20時ごろに帰宅し、ご飯を食べて23時ごろまでイラストを描く。土日には個展に必要な準備を進める…を繰り返していましたが、
もともと忙しくなる期間だとわかっていたので、はやめにタスクをこなすことができ、無理なく前日を迎えることができました。

タスクを洗い出し、スケジュールを立てる というのは当たり前のことですが、とても重要なポイントです。
個展に限らず、自分がなにかアクションを起こすときには必ず必要になります。

 

やってみてはじめて気づく

会期は6日間。ちょうどお盆休みだったのでほぼ毎日在廊をしていました。
思った以上に知り合いやフォロワーさん、通りかかった方が来場してくださり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。また経験としても得られたことがあったので、ここでは3つご紹介します。

・作品としての価値
イラストレーターとして活動をはじめてまもないこともあり、「作品を売る」という行為が初めてでその意味を理解していなかったことを痛感しました。
展示の為に印刷し、値段をつければそれは作品になるし、価値を求めて作品を購入する方もいらっしゃるということを知りました。
自分が描いた作品が、自分が有名になることでその価値が上がっていくということがあり得るのがアートの世界。
作家自らがエディションやシリアルナンバーを作品につけることで価値をあげることも可能です。
ここについてはまだ勉強不足なのであまり追求しませんが、そんな考えや世界があることを知れたのは大きな収穫でした。

・価格設定と売り方
今回もっとも悩んだのが、作品やグッズの値段設定です。
赤字にはならない程度に、しかし初見の人や学生も購入しやすいように基本的には安価に設定しました。
また展示している作品は会期後の発送になるので「その場で持ち帰れる作品」として300円のB5サイズミニ作品を用意。
こちらには全8種類のおみくじもつけて、「おみくじもついているので是非!」とすすめやすく工夫をしました。
このおみくじ作戦は大成功し6日間で80枚売れましたが、単価が安いのであまり利益にはつながらず、ギャラリーさんからは次回はもう少し値段は高く設定するべきとご指摘いただきました。
利益をしっかり出しつつ、購買意欲も下げない値段設定と工夫は実際に売りながら見定めて行かなければいけません。
とはいえ、自分の考えた作品やグッズが売れること実体験できたので大きな自信へとつながりました。

・知り合いと会うきっかけを自分で作れる
今回個展を実施して、一番嬉しく感じたことが知り合いと会うきっかけを自分で作れたことです。
短い時間に今までの人生で関わってきた人たちが次々と会いに来てくれたことがすごく嬉しく新鮮でした。
まだまだコロナウイルスの影響もあり、実際には来場できない方もいましたが連絡をくれたり告知をしてくれた方もいて恵まれた環境にいることと、たくさんの人と関わりながら生きてきたんだなと実感できました。
久々にお会いした方からその場で仕事をいただくこともでき、自分から会うきっかけや、アピールする場を設けることでまた新しい挑戦を手に入れることも可能ということを実感できました。

 

行動する、経験する、またチャレンジする。

刺激的な6日間を終え、一息ついてこの記事を書いています。
コロナウィルスの猛威は未だ収束の影を落としませんが、この期間がなければ挑戦はできていなかったと思っています。こうまとめると私がいつもアクティブな人間に見えてしまいそうですが、基本的にはいろんなことに腰が重い人間です。いつもいつも行動できているわけではありません。ただ今の生活に違和感を覚えたら、迷わず行動してきた自分がいます。

行動し、経験して、またチャレンジする。このサイクルを回すことで必ず成長できると信じています。
なにかやりたい、やってみたい、昔からの夢をすこし引っ張りだして行動してみませんか?

お読みいただき有難うございました!
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