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アーキテクトを探せ!Vol.2 ゲスト:藤代健介

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第2回目のゲストは、藤代健介さん
TEDxTokyo2014でスペースデザインを担当
理念を構造化し、場を設計する、その活動に迫る

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アーキテクト(architect)の語源はギリシャ語のarkhitektonであり、設計思想、観念を意味する。(wikipediaより)

アーキテクトはもともと建築家という領域で使われていました。しかし、従来の「建築」の意味が拡張され続けている現在、ただ単に「空間=ハコを設計する」にとどまらない活動が一般化してきました。さらに、Webやシステムを空間にみたて情報アーキテクトという呼称も一般的になっています。

本イベントは、それらアーキテクトの拡張した領域をゲストと共に刺激的なトークセッションを通して浮き彫りにし「これからのアーキテクト像」を描いてみようという試みです。

発起人は、木造アパートの改修アイディアやデザインを「モクチンレシピ」としてまとめウェブで公開することで建築や都市デザインを実践するモクチン企画の連勇太朗とパーソナル・ファブリケーションの普及とそれを取り巻くクリエイティブの可能性を模索する、FabCafeの岩岡孝太郎の二人。毎回、ゲストを招き、事例を中心にその思想や活動の本質を探ります。

なお、空間設計とエクスペリエンスの実験サイトLAYOUT(http://layout.net/)が提案する、対談シリーズであり、同サイトで記事となります。

 

第2回目のゲストは、藤代健介さん

株式会社prsm代表取締役。1988年、千葉県生まれ。東京理科大学理工学部で建築学を学び、慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科でサービスデザイン学を学ぶ。2012年、大学院在学中に株式会社prsmを設立。2014年のTEDxTokyoでスペースデザインディレクターを務める。理念と現場の解離を問題として提起し、場のデザインを解決策として提唱する。http://www.p-r-s-m.com/

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▶イベント概要

日 時:2015年2月3日(火) 19:30-21:00
場 所:FabCafe(渋谷・道玄坂)
参加費:1,500円(ワンドリンク付き)
ゲスト:藤代健介(PRSM)
ホスト:連勇太朗+岩岡孝太郎

参加方法:
以下のfabcafeのイベントページより参加表明
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主 催:LAYOUT
協 力:FabCafe,モクチン企画

 

▶プロフィール

連 勇太朗 Yutaro Muraji

モクチン企画代表理事。1987年生まれ。慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科後期博士課程在籍。2009年より「木賃アパート再生ワークショップ(現:モクチン企画)」の代表を務める。2006年より慶應大学小林博人研究会に所属 。「Archi-Commons」という建築デザインを「資源化」し、コミュニティに提供するという設計方法論を考案し、研究と活動を行なっている。

岩岡 孝太郎 Kotatro Iwaoka

FabCafe LLP Fab Director。千葉大学卒業後、建築設計事務所に入社し個人住宅や集合住宅の設計を担当。その後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、クリエイティブな制作環境とカフェをひとつにする”FabCafe”構想を持ってロフトワークに入社。FabCafeではディレクターとしてクリエイティブなアイデアを形にするサービスや企画を担当している。その他に、東京芸術大学芸術情報センターにて非常勤講師を担当。http://fabcafe.com